英語文献の活用法:音読すると効果倍増です!

こんにちは。

昨日に引き続き、英語の文献を活用した勉強法をご紹介したいと思います。

皆さんは、普段、英語文献を読む際、どのように読んでいますか?

黙読されている方がほとんどかと思います。

また、日常、論文を隅から隅まで読むということはなく、大事な部分のみ拾い読みされる方が多いのではないでしょうか。

 

音読すると英語の勉強になります

仕事上、必要な箇所のみ読むことは、効率的に情報を得る方法として良いかと思いますが、英語の勉強のために、ぜひ一度、音読を試してみてください。

耳から入る情報というのは、リスニングの練習と同様、潜在意識のなかに残りやすいため、無意識のうちに記憶に蓄積されます。

これを活用すれば、難解な医学用語や特有の言い回しも、苦労せずに覚えられます。

 

たとえば、

「高血圧を有する患者」という場合、Patients(患者) とhypertension(高血圧)をどのように組み合わせたらよいでしょうか。

「Patients who have hypertension」や「Patients who are suffering from hypertension」などが考えられますが、論文では「Patients with hypertension」の表現が一般的に使われています。

こうした言い回しも、黙読では読み飛ばしてしまうところですが、音読すると無意識にリズムで覚えられます。

 

「方法(Methods)」と「結果(Results)」を読もう

とはいえ、論文全体を音読するのは大変です。

英語の勉強のために音読する際には、どこかセクションを決めて行った方が良いでしょう。

おすすめは「方法(Methods)」と「結果(Results)」です。

「方法(Methods)」は、比較的形式が決まっていますので、意味を捉えやすく、また使える表現やフレーズがたくさんあります。

 ● Patients received Drug A 10 mg once daily for 3 weeks.

 (患者は薬剤A 10 mgを1日1回、3週間服用した)

 

   ● Patients were randomly assigned to Groups A and B.

   (患者はA群とB群に無作為に割り付けられた)

 

  ● The present study enrolled 100 patients aged 18 to 65 years with non-small cell lung cancer.

   (本研究は、18~65歳の非小細胞肺癌患者100例を対象とした)

 

また、「結果(Results)」は、図表が何を示すかというような表現を学ぶのに役立ちます。

  ● Figure 1 shows changes in blood glucose levels during the 4-week follow-up period.

   (図1は4週間の観察期間中の血糖値の変化を表す)

 

これは、パワーポイントを使用したプレゼンでも活用できますね。

たとえば、セールスのプレゼンでこんなふうに使えます。

  ● This slide shows change in the sales of Drug A compared with the last year.

    (こちらのスライドは、昨年と比較した薬剤Aの売上の変化を示しています)

 

発音をチェックしましょう!

せっかく音読するのですから、正しい発音もチェックしましょう。

医学用語で、どう発音したらよいかわからない単語にあたったら、便利なアプリやオンラインのサイトが活用できます。

 

たとえばWeblioは、単語を調べる辞書として活用できるだけでなく、アイコンをクリックするだけで発音もチェックできます。

 

「Gastroenterology (消化器病学)」のような長い単語も、どこにアクセントをおいて発音すればよいかわかります。

 

また、「helicobacter pylori(ヘリコバクター・ピロリ菌)」のように、日本語でカタカナとして浸透している単語の正しい発音もチェックできます。

 

(例文)…also called helicobacter pylori.

 

くれぐれも、一気にたくさんの単語を調べたり覚えようとせず、継続することを心がけてくださいね。

 

英語文献を使った音読による勉強法のまとめ

  • 興味のある疾患分野や論文をピックアップして、一部のセクションを音読してみましょう。おすすめは「方法(Methods)」と「結果(Results)」です。
  • 使えそうな表現やフレーズを意識して、繰り返し音読しましょう
  • アプリやウェブ上のサイトを活用して、正しい発音をチェックしましょう