英語で考えて、話す:そのコツとは?

こんにちは。

英語を習得するうえで、やってはいけないと言われていることの1つに、はじめに日本語で考えて、それを英訳しようとすることがあります。

日本語と英語は言語の構造がまったく異なるので、まず日本語を考えてしまうとうまく英語に切り替えられないというのは、よく言われていることですね。

それならば、はじめから英語で考えるのがよいという話ですが、その英語がわからないんだ!という方のために、ちょっとしたコツをお伝えしたいと思います。

 

はじめから英語で考える!でもどうやって?

ここで、あるエピソードを例にお話しします。

先日、私の知人が海外旅行に行きました。

パッケージツアーではなく、個人手配の旅行です。

宿泊先や移動手段については、ある程度、日本で手配をしていきました。

そのなかに、ヨーロッパのある都市で、観光タクシーのドライバーと待ち合わせをして、市内を回ってもらうという予定が組まれていました。

ところが、当日待ち合わせ場所に行っても、ドライバーが見当たりません。

じつは、その前のスケジュールが少し遅れてしまい、待ち合わせ時間を過ぎてしまったそうです。

そのために、ドライバーは帰ってしまったのか、しばらく待っても誰も来ません。

でも大丈夫。こんな時のために、タクシードライバーを手配する際、旅行会社の緊急電話番号というものが設置されていて、緊急の場合はそこに電話すれば良いことになっていました。

ただし、現地の旅行デスクのため、英語で話さなくてはならないのです…。

皆さんなら、このような状態で、どう状況でどう英語で説明されますか?

もし日本語で説明するとするなら、こんな感じでしょうか。

「もしもし、私そちらの会社で手配していただき、海外旅行に来ているXXと申します。じつは、今日、タクシードライバーの方とXX駅の前で待ち合わせをして、市内観光をする予定だったのですが、待ち合わせ時間に少し遅れてしまいまして、待ち合わせ場所に行ってもドライバーの方がいなかったのです。ドライバーの方に連絡はつきますか?こちらで待っていて良いのでしょうか」

 

上記のように日本語で考えて、これをすべて英語にする、などということは、この緊急事態において、とても難易度が高いと思います。

 

重要なこと、結論から話す

ところで、英語では、重要なことや結論をはじめに話すという構造がとられることが多いです。

日本語では、まず「~である」と事実や状況を伝え、「よって、~である」と結論を最後に持ってくる論法が多いと思います。

英語でこれをやっていると、結論や重要なことが何かが伝わるまで時間がかかってしまい、大事なことが伝わらない可能性があります。

 

そこで、先ほどお話ししたケースの場合、一番重要で伝えなければならないことは、何でしょうか?

I cannot see the driver.

(ドライバーに会えない)

これだけ伝えることができれば、緊急デスクなのですから、状況をわかってくれると思います。

当然、「お名前は?問い合わせ番号はありますか?」といった質問や、「今、どこにいますか?」など、必要な情報は相手から尋ねてくると思います。

こちらも、この状況で相手から聞かれる質問はだいたい想定できるので、リスニングもできると思います。

 

自分の知っている単語で、短い文章をつくる練習をする

大切なのは、今どのような状況なのか、何を伝えるべきか、を英語で考えることです。

その際、自分の知っている単語で、できるだけ短い文章で表現することです。

普段から、あらゆる場面で、身の回りに起きたことを英語で表現する練習しておくといざという時に役立ちます。

その際、辞書で単語を調べられる状況ではないと仮定して、自分のなかにあるボキャブラリーで表現してみてください。

意外に頭を使いますので、脳トレになりますよ。

 

英語で考えるコツのまとめ