ネイティブのように英語を話したい:誰でもすぐできる簡単な方法

英語を勉強している方なら、単に言いたいことを伝えるだけでなく、「かっこよく英語を話せるようになりたい」「ネイティブみたいな発音になりたい」と思いますよね。

でも帰国子女のように海外生活が長かったり、せめて留学でもしない限り、なかなか発音って矯正できないよな…と思っていませんか?

私も社会人になって数年、英語の勉強を再開したころは、海外生活や留学経験もなく、典型的な日本人発音の英語しか話せませんでした。

でも今はネイティブにも「英語がうまいね」「発音がいいね」と言われます。

つまり、大人になってからでも英語っぽく話せるようになれるんです。

もちろん、厳密な意味ではネイティブの発音と異なりますが、少なくとも日本人が聞いて、「あの人、英語上手いな」と思われるくらいにはなれます。

 

リエゾンって聞いたことありますか?

英語では、リエゾンといって、文章中の単語同士がくっついて、別の発音になることが頻繁にあります。

たとえば、

Nice to meet you (お会いできて嬉しいです)

1つ1つの単語を発音すれば「ナイス トゥ ミート ユー」ですが、

ネイティブ風に言えば「ナイス トゥ ミーチュー」となりますよね。

 

こうしたリエゾンには様々なパターンがあって、「子音のあとに母音がくると、こうなる」みたいなルールがたくさんあります

 

Do you」を「ju(ジュ)」と発音してみましょう

リエゾンは日本人には馴染みのないものなので、はじめは自分で発音するのは難しいと感じるかもしれません。

そこで、まずはこれだけ試してみてください。

「Do you」を「ju(ジュ)」と発音する。

 

たとえば、

Do you have a class today? (今日、授業ある?)

「ドゥ ユー ハブ ア クラス トゥデイ?」ではなく、

「ジュ ハブア クラス トゥデイ?」

これだけで、英語らしく聞こえます。

 

「Do you…?」は日常的に使われますよね。

Do you like a movie?

Do you want to come today?

Do you mind taking picture for us?

などなど

 

日本語と英語の省略法の違い

実は、これには日本語と英語の大きな違いが隠されているのです。

たとえば、先程の英語の例を、日常生活の場面で、日本語でどう言うでしょう?

Do you like a movie?

(映画、好き?)

Do you want to come today?

(今日、来る?)

Do you mind taking picture for us?

(写真撮ってくれますか?)

このように、日本語ではみごとに「主語」が省略されています

正確には、「あなたは、映画が好きですか?」というべきところ、日常生活では「あなたは…ですか?」の部分を無意識に省いているのです。

これは、つまり英語では「Do you…?」の部分です。

英語では、主語を省いたりはしません

でも省略してもいいくらい、「いわずもがな」な部分なので、短くすませるのです。

なくても伝わるからです。

このため、「ju」の部分はできるだけ、短く発音してみてください。

 

単語ではなく、文章全体にアクセントとリズムをつける

「ju(ジュ)」の部分を短く発音したら、その流れで、後に続く動詞にアクセントを付けられると思います。

「Do you want …」だったら

「ジュ ワォーン」のように「ワォーン」の部分を強く言うことで、英語らしく聞こえます。

日本語では、文章中の単語を同じようなアクセントで発音しますが、英語では、強調する単語(おもに動詞)に最大のアクセントが来るように、文章のなかで強弱をつけます。

さらに、少し慣れたら、リズムも意識してみてください。つまり「ju(ジュ)」の部分を短く、「ワォーン」の部分を長く、というように、単調でなくリズミカルにすると、より英語らしく聞こえます。

 

文章が長くなるほど、威力を発揮する

リエゾンを使った発音法は、文章が長くなるほど威力を発揮します。

たとえば、以前、海外ドラマを見ていたところ、以下のセリフを耳にしました。

主人公が、カフェで席に座っている男性に、相席していいか尋ねる場面です。

 

Do you mind if I sit here? (ここに座っていいですか?)

 

このセリフを、ネイティブは超速のスピード(1-2秒)で言っていました。

日本で言うとしたら、余分な単語は省略して、「ここ良いですか?」くらいの短さになるところです。

 

じつは、このドラマのセリフの場合、正確には、「言っていない」と思われます。

というのも、このシチュエーションで、この質問は「いわずもがな」のことなので、ちゃんと言わなくても相手に伝わるからです。

日本語でも「ありがとうございます」を「あざーす」といっても通じますよね!

すなわち、文章が長くなるほど、リエゾンが駆使され、挙句の果てには、とばされる発音もあるのです。

 

個々の単語の発音ではなく、フレーズ単位の発音を意識しましょう

英語がフレーズになったとき、どのように発音されるのかを知ると、英語らしく話せるだけでなく、リスニング力もアップします。

さきほどの「Do you mind…」は日常的によくつかわれる表現ですが、「ドゥ ユー マインド」と覚えている限り、ネイティブの発音は聞き取れないでしょう。

なぜなら、すべての単語を発音しているわけではないからです。

さきほどの「Do you mind if I sit here?」の例ですと、「ジュ マイ…」の部分は、あまりに短く、かすれて殆ど聞こえないほどになっており、「シット ヒアー?」の部分にアクセントが置かれています。

 

こうした発音のからくりに気が付くと、リスニング力も格段に向上します。

私は、留学中にこの「ju(ジュ)」の短縮法をはじめて知ったとき、一つの窓が開いたような気がしました。

それから、リエゾンでつながれた色々な発音が聞き取れるようになり、また自分のスピーキングも、ぐんと英語らしくなったのです。

ぜひ皆さんも、まずは「ju(ジュ)」の発音から、試してみてください。

 



まとめ

  • 日本語と英語の省略の仕方が違う
  • 英語では、単語同士がつながるリエゾンにより、別の発音になる
  • 簡単なリエゾンの発音から試してみましょう
  • 文章中にアクセントとリズムをつけると、より英語らしい発音になります