海外出張:事前準備と役立つ英会話フレーズ

こんにちは。

製薬会社の社員の方は海外学会や外資系企業の本社訪問など、海外出張の機会も多いかと思います。プライベートな旅行と違って、自分の自由な時間が限られている出張では、足りないもや忘れ物のなどがないように、きちんと準備したいですよね。

また、慣れない現地でスムーズに行動できるかなどと、心配になるかと思います。

そこで、今日は海外出張時に必要な持ち物と事前準備、役立つ英会話フレーズを紹介したいと思います。

 

【持ち物編】

機内持ち込みはここに注意

多くの航空会社では、機内持ち込みとしてハンドバックと手荷物を持ち込めるかと思います。

通常、手荷物には機内で必要になるものを入れますが、最近は色々と規制が厳しくなり、預け荷物ではなく、機内持ち込みにすべきもの(またはその逆)がありますので、注意が必要です。

 

まず、必ず機内持ち込みにすべきものとして、モバイルバッテリーがあります(預け荷物に入れてはいけません!)

これは、モバイルバッテリーが何らかの理由で発火した場合、貨物室だと気づくのが遅くなり火災の危険性があるからだそうです。

もし誤って預入してしまった場合、空港で呼び出しを受けたり、最悪の場合、スーツケースを破壊して開けられる可能性もあるとのことなので、注意してください。

同様に、パソコン(アダプタを含む)やタブレットも機内持ち込みとした方が良いでしょう。これは破損防止の目的もあります。これらの精密機器は、搭乗前の保安検査の際に手荷物から出してトレーに置くことを求められますので、取り出しやすいよう、ひとまとめにしておいた方が良いでしょう。

 

また、反対に、機内への液体の持ち込みは制限されています(テロ対策ですね)。

機内持ち込みできる液体は、基本的に100mlまたは100gの容量以下の容器に入っていなければならず、さらに、それらすべてを容量1リットル以下の再封可能な透明プラスチック袋に収納することとされています。

化粧品などの液体類は、基本的に預け入れ荷物に入れて、機内持ち込みは必要最低限としましょう。

 

ちなみに、空港の保安検査場では、上記のパソコン・電子機器類と液体類を持っているかどうかについて、必ず聞かれます(海外の空港で検査官の英語が聞き取れず、困っている人をよく見かけます)。PC?」「Liquid?」のように聞かれますので、予め心の準備をしておいてくださいね。

海外で意外に必要になるもの

国内の出張では必要ないけれど、海外では意外にこれが無くて困ったというものをリストアップしてみました。

 

・室内用衣類

日本では宿泊施設に浴衣や寝間着などが備えられていますが、海外のホテルでは基本的にそういったものは無いです(あってもバスローブ程度)。なので、寝る際に着るもの(パジャマやスウェット類)は持っていった方が良いです。

 

・スリッパ

これも日本のホテルでは当たり前のようにありますが、海外では高級ホテル以外には置いてないことの方が多いです。飛行機の機内でも使えますので、機内持ち込み荷物に入れても良いかもしれません。

 

・歯磨き粉

ホテルによって、なぜか歯ブラシはあるのに歯磨き粉がないということがよくあります(外人は歯磨き粉を使わないのでしょうか…?)。スーパーで買おうにも特大サイズしか売っていないということもありますので、旅行用のサイズのものを持っていきましょう。

 

・シャンプー・リンス

女性の方はとくに、シャンプー・リンス(コンディショナー)は使い慣れたものを持っていった方が良いです。ホテルに備え付けられているものは、シャンプー兼コンディショナー(兼ボディソープ)であることが多く、洗髪するとバッサバッサになります。最近は高級ホテルでも環境配慮からアメニティ類を最小限にしているところも多く、日本のホテル並みの備品を期待しないようにしましょう。

 

【事前準備編】

スマホの設定を確認する 

海外でスマホを利用する場合、「高額請求」が心配になりますね。一般に、「機内モード」にしておけば、通信料は発生しなくなりますが、通話もできなくなるので、電話だけは受けたいという場合、別途、設定を変更する必要があります。

通信会社や機種によって、設定方法が変わってきますので、渡航前に確認しておきましょう。

 

なお、最近のスマホは海外使用に対応しているものが多くありますが、どうしても通信料が高くなってしまいます。

私の契約しているスマホでは、定額でも1日2000円位は発生してしまい、1週間位の滞在となると負担が大きいです(会社の経費でカバーできる場合は別ですが…)。

また、海外では、ホテルはもちろん、公共の場でWifiが使えるところが多いですが、やはり通信が不安定であったり、セキュリティーの問題もあるかと思います。

そこでWifiレンタルがおすすめです。料金は1日単位で1000円以下(国によっては数百円と格安)になり、空港で受け取り・返却が可能です。設定も同封の説明書に沿って簡単にできます。

わたしはいつもこれ↓を利用しています。

重宝するのは、移動の際、地図が検索できることです。海外で道に迷っても、すぐに現在地が把握でき、安心です。

また、現地に対応した変換プラグも同時にレンタルしてくれるので、自分で購入する必要もなく助かります(PCの充電にも使えます)。

レンタル会社によって、早割などの特典があることがあるので、渡航予定が決まったら、早目にチェックしておくことをおすすめします。

 

現金はクレジットカードで現地キャッシング

出張の場合、なるべく現地通貨への両替は少なく抑えたいですよね。とはいえ、現金をまったく持たないというのも不安です。

現地通貨に両替する方法は、①日本で事前に両替する、②空港で両替する、③海外でキャッシングする、といった方法がありますが、私のおすすめはです。

街中のATMで、必要な分だけ、両替した日のレートで換金できます。

(日本でATMから現金を引き出すのと同じ感覚です)。

 

なお、注意点として、クレジットカードによって、海外キャッシングができない場合や、限度額が設定されていますので、予めキャッシング可能額を確認しておきましょう。

さらに、帰国したら、すぐに返済手続きをする(カード会社に電話して、指定銀行に振込みする)と、手数料が安くなります。

私の経験では、結果的に日本で両替する場合よりも安くなったということが多かったので、滞在日数の限られる海外出張では、両替の手間もかからず、お得な方法かと思います。

また、クレジットカードのなかでも、海外旅行傷害保険付帯ありのものを選ぶと一石二鳥ですね。

エポスカードは海外旅行傷害保険付であるだけでなく、すぐにゴールドカードにアップグレードできるので、おすすめです。ゴールドカードになると、ポイント還元率がアップし、空港ラウンジ使用や空港までの荷物宅配などの優遇もあります(【詳しくはこちら】)。年会費無料でポイントがザクザクたまるので、私はメインカードにしています(マルイでは全然買い物しないんですが…)。

 

【英会話編】

いざ現地に到着して行動してみると、知っているはずの英単語が上手く出てこないこともあるかと思います。

慣れない海外で緊張しているのかもしれませんし、単に時差ボケで頭が働かないのかもしれません。

そんな中でも、出張ですから、滞りなく業務を遂行しなければなりません。

そこで、これだけは覚えておくと役立つという簡単な英会話フレーズをご紹介します。

 

● Could I have…?

何かがほしいとき、このフレーズだけでほぼ対応できます。

レストランで注文するとき「Could I have a drink (coffee / tea)?」のようには使えるのはもちろん、ホテルでも「Could I have a key?」のように使えます。

また、たとえばペンを借りたいとき、正確には「Could I borrow a pen?」ですが、 「Could I have a pen?」と言えば伝わります。

おつりで小銭がほしい時、「Could you give me small change?」と言うより、「Could I have small change」 のほうが簡単に感じませんか?

また、「Could I have a non-smoking room?」のように、希望を伝えることもできます。

 

私ははじめて海外に滞在したとき、この「Could I have…?」を頻用していました。

ネイティブの人も使っている丁寧な言い回しなので、ビジネスシーンで安心して使えます。

 

● Do you know where / what / when…?

慣れない土地では、人に何かを聞かなければならないことが多々ありますが、なるべくなら失礼に当たらないようにしたいものです。

かと言って、とっさの場合に長く丁寧な表現は思いつかないかもしれませんね。

そんな時、「Do you know」を文頭につけるだけで、自然な言い回しになります。

たとえば、道を尋ねたい場合、いきなり「Where is XXX station?」と聞くこともできますが、少し唐突に感じられます。「Could you tell me where XXX station is?」と言えれば良いですが、長すぎて舌を噛みそうです。

そこで、「Do you know where is XXX station?」とDo you know を付けるだけで、印象がアップします(正確にはDo you know where XXX station isの語順ですが、そこまで誰も気にしません)

この表現は「Do you know when the meeting starts?」「Do you know what this means?」のようにwhenwhatの前にも使えます。

 

● …please

とっさの時に、英語の文章やフレーズではなく、単語しか思いつかなかったという経験はありませんか?

そんなとき、言ってしまった後に付けると便利なのが「please」です。

たとえば、写真を撮ってほしい時「Could you take a picture?」と言えればよいですが、「Take picture」と単語のみ出てきたとします。これだけですと、とても失礼な感じになってしまいます(そんな意図ではないのは態度で伝わるとは思いますが)。

そこで「Take picture, please」と最後にplease を加えるだけで、丁寧な印象になります。

電話で保留にしたい時「Hold on」と言うだけだとぶっきら棒ですが、「Hold on, please」と言えば何の問題もありません。

お店やホテルでも「Coffee, please」「Check out, please」のようにplease を付けることを心がけましょう。

 

いかがでしたでしょうか。

海外出張ははじめは不安なことも多いかと思いますが、慣れれば日常と違った環境で貴重な経験を積むことができますので、ぜひ事前準備をしっかりとして有意義なものにしてください。