リスニング力の鍛え方:短期間で上達する近道とは?

こんにちは。

前回は、プレゼン後のQ&Aについて、対応策をご紹介しました。

発表については、自分次第でいくらでも事前に準備できますが、Q&Aは相手があるものなので、どんな質問がくるのかわからず、きちんと聞き取れるか不安になりますよね。

そこで、今日はリスニング力の鍛え方について、取り上げようと思います。

 

ボキャブラリーを増やす

当然のことながら、知らない単語は聞き取れません。

「Hello」「Nice to meet you」などの簡単なやりとりで済む日常会話ならともかく、プレゼンや講演会など、仕事で必要になる英語を聞き取るには、事前の準備がものを言います。

 

余談ですが、学会などで活躍しているプロの同時通訳者も、ぶっつけ本番の仕事はしません。

通常、講演会の数日前に事前資料が渡され、当日に話される内容を予めリサーチし、ボキャブラリーをインプットします。

さらに、当日は演者と30分位打ち合わせをし、事前にスライド内容を確認したり、不明な点を演者に質問してクリアにします。

英語力には何の問題もない同時通訳者でも事前準備が重要なのは同じなのですね。

 

製薬会社の社員の方が、仕事で英語を使う場合は、その領域のことは熟知しているため、リスニングもしやすいと思います。

もし新しい分野や専門外の領域の英語を聞き取らなければいけないときは、事前に使用されそうなボキャブラリーを調べておくと、格段に聞き取りやすくなります。

 

聞き取りやすい英語の素材を使う

上記は予め分野が決まっている場合の限定的な準備方法ですが、さらに全般的にボキャブラリーを増やすには、どうしたら良いのでしょう?

リスニング力を鍛えるためには、ある程度まとまった内容のスピーチをしている素材を選んで、聞く練習をすると効果的です。

はじめは、とにかく聞き取りやすい素材を選ぶとよいです。

たとえば、ニュース(CNNやBBCなど)は、当然ながらプロのアナウンサーが正しい発音で明確に話しています。

ネイティブのなかにも、話し方があまりクリアでない方もいるので、はじめからそのような難易度の高いスピーチを聞くとやる気が萎えてしまいますよね。

 

そこで、私のおすすめは、TEDです。

YouTubeで簡単に視聴でき、たくさんのスピーチがアップされています。

その道のプロたちが行うハイレベルのスピーチを無料で視聴できるのですから、これを利用しない手はありません!

はじめは次のような観点で、スピーチを探してみるとよいかと思います。

・英語圏のネイティブの演者

・短い(10分位)のスピーチ

・興味を持てる内容のもの

細部にこだわらず、概要を把握する

これが重要なことですが、スピーチをはじめから全部聞き取ろうとしないことです。

英語は、重要な単語にアクセントを置いて発音されますので、すべての単語が聞き取れなくても大丈夫です(むしろ、発音が消されてしまっている単語もある位です)。

1つ1つの単語を聞き取ろうとするではなく、あくまで話の概要を掴むことに注力してください。

私の経験では、40~50%位の聞き取りができれば、そのスピーチの概要が把握できます。

あとは、想像力で補います。

但し、あまりにも聞き取れている割合が低い状態で、想像力を働かせると間違った解釈になりますので、気を付けてくださいね。

コツはイメージを膨らませて、スピーチの世界に入り込むことです。

たとえば、スピーチのなかで「I saw a car accident yesterday」という言葉を聞いたら、交通事故のイメージを頭の中に浮かべてください。

このとき、1つ1つの単語を聞き取ったり、日本語に訳す必要はありません。

聞き取れなかった部分にとどまらず、イメージを保ちつつ、スピーチの速度についていきましょう。

そうすると、自然に次に続く言葉に対して心の準備ができ、やがて全体像が浮かびあがってきます。

つまり「英語→日本語→理解」ではなく、「英語→イメージ→理解」というパターンに慣れることです。

これを続けていくと、究極的には、その話を日本語で聞いたのか、英語で聞いたのかわからなくなることもあります。イメージで理解しているからです。

これがいわゆる「英語耳」をマスターするための近道になるかと思います。



 

リスニング一発勝負も挑戦してみる!

リスニングの勉強というと、同じ素材を繰り返し聞く方法があると思いますが、一回のリスニングで把握する力を付けることも重要です。

なぜなら、実際のコミュニケーションの場では、聞き返せない場合もありますよね。

また、個人的には、同じ素材を繰り返し聞いていると、どうしても「勉強している感」が強くなり、飽きが来るような気がします。

色々なバリエーションの素材を聞いて、様々な人の発音に慣れると、無意識のうちにリスニング力が向上しています。

是非試してみてください。

 

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